なかなか書き込む時間が取れずに撮影時期と投稿タイミングの乖離がどんどん激しくなってきている感じがするので、少し飛ばして春の写真を貼り付けていこうと思います。少し飛ばしてもまだ乖離が激しいのがまたアレですが。どんだけ溜め込んでいるんだと。
ということでいざ沿線へ。平日なので日中は動けず、夕方からのスタートです。まずは近場で上総川間駅へ行ってみると駅前の桜が満開でした。そんな桜と列車を一緒に収められるようなアングルを探してスタンバイ。太陽が沈んでいわゆるブルーモーメントタイムです。ホームの灯りと車内の灯り、尾灯も良いアクセントになりました。何年も何十年も変わらぬこの風景、そして前回のアートミックスで作成したスーツケースの壁も見えていますね。沿線の風景の中で変わらない物と変わっていく物と。どっちが良くてどっちが悪いというわけではなく、どっちも愛おしい物たちです。
続いて我がホームグラウンド里見駅へ。今年は桜の当たり年ですかね。里見駅の全桜が満開です。そして例年と比べると少し早いですかね。菜の花が残念な感じですが、それを差し引いても今年は最高じゃないでしょうか。そしてさらにライトアップが桜を際立たせてくれています。そんな最高な駅そばの踏切でカメラを据えて待つことしばし。下り列車がホームに到着して、上り列車がやってきたところをスローシャッターでパチリ。いやぁ、すごい。キレイ。
続いて少し悩んで高滝駅。駅前の道を通るときに桜が綺麗に見えていたのですが、実際に駅に行ってみる微妙そうな気がして優先度を下げていたのです。かといって行ってみたら実は凄いかもしれないじゃないかと思い直してやってきてみました。予想通り保線小屋が桜の前にあってやっぱり微妙だなぁと思いつつ、列車が来るのを待ってパチリ。う〜ん、やっぱり最高です。
やってきた列車がキハ40でしたので、少し追いかけてみることにしました。時間的な制約と桜の具合を勘案して上総大久保駅へ。アングル的にはいつもの定番スポットですが、それを桜のライトアップが充分に補ってくれています。毎年毎年同じようなアングルで同じような写真を撮っているような気がするのですが、全く飽きる気配がありません。日中は他のカメラマンもいらっしゃるので自由にアングルを決められないことも多いのですが、この時間は独り占め。幸せです。
最後にもう少しキハ40を追いかけて上総川間駅に戻ってきました。この日は風もなく田んぼの水面も凪いでいてくれたので水鏡チャレンジです。キハ40の2両なのでどうしても左側のガードレールが画角に入ってしまうのですが、十分綺麗な絵が出来上がった…んじゃないでしょうか。この駅はライトアップはしていないのですが、駅前の桜が列車の灯りで浮かび上がってくれました。
ということで、この日はおしまい。お疲れ様でした。