季節は巡り、気がつけば冬の足音が聞こえてきそうな感じですが、写真はまだまだ秋の始まりな感じの9月初旬です。沿線に田んぼを所有しているお友達が藁ぼっち作ったよと教えてくれたので行ってみることにしました。
里見駅のお店がひと段落してのんびりしていたらもう4時過ぎです。日の沈む時間がどんどん早くなってきているこの頃、早くしないと暗くなってしまいそうです、ということで、早速お邪魔してみると藁ぼっちというよりも巨大な塔が出来上がっていました。適当にググってみると「稲積」というようで、地方によって呼び方がいくつかあるようです。ここ中房総では何ていうでしょうね。キハ40を含んだ下り列車が目の前を通過したところで1枚、パチリ。
その後、どんどん陽が傾いてきていたので、そういえばと思って石神地区へ行ってみることにしました。先日ヒマワリを撮影していたところ、ネコジャラシが群生していてこれは夕方綺麗だろうなぁと思っていたのです。そして現地に到着すると太陽はぎりぎり山の稜線でネコジャラシを綺麗に輝かせてくれていました。幸い列車はすぐにやってきそうだったので、良さそうな場所に腰を据えてパチリ。よくみると蚊柱が綺麗に写ってますね。最近のカメラはすごいです。
そのまま列車を追いかけて上総中野駅まで。お友達とも合流して、近くにあるハザ掛けスポットへ。ここは毎年綺麗に藁を干してくれるそうで、ネットで徘徊していても良く見かける風景です。良く見ている絵なので、自分でも撮ったつもりでいたのですが、記録を辿るとどうも撮っていなかったようです。ということで現地へゴー。先ほどのネコジャラシの後、既に陽は落ちてしまっているのでアレですが、ここは終日逆光なスポット。これはこれで良かったのかなと思いました。良くみるとさっきからずっと同じ列車を追いかけているんですね。この列車もキハ40のタラコ色さんでした。
この後、今日は満月ですよということで、いろいろ角度を計算してみると海士有木駅が良さそう。丁度上下列車がすれ違うところも撮れそうです。そして現地に到着して一言、ありゃこりゃ左過ぎだなぁ…。とはいえ、これ以上あちこち探し回る時間もないのでアングルを適当に決めて列車を待ちます。そんな中、同業さんも何名かチラホラ。皆さん考えは同じようですね。気がつけばお店のTシャツそのままだったので里見駅の方ですか?なんて聞かれて恥ずかしいやら嬉しいやら。ご一緒された皆様、お疲れ様でした。
ということでこの日はおしまい。お疲れ様でした。