野暮用で上総牛久駅を覗いてみると、何とキハ40がいるじゃないですか。先日は日中の試運転でしたが、今回は夜間に実施するようです。ということでこの後の予定をすべてキャンセルして追いかけることにしてみましたよ。とは言ってもこの試運転列車、上総牛久止まりなのか上総中野まで行くのか判らないので、イチかバチかってのはあるのですが。
ということで試運転列車は上総中野まで行くと踏んで、最初は上総久保駅で撮ってみることにします。この列車と交換するはずの上り列車の時刻を確認しつつ、駅到着時刻を予想すると、約20分程度の振れ幅があるのでその間中じっと待つしかありません。不安なまま暗闇の中で待ち続けること暫し、ようやくキハ40の独特なタイフォンが聞こえてきました。そして列車が駅に到着したところで1枚。水田に張られた水に到着したキハ40と駅が綺麗に反射して幻想的な風景を切り取ることが出来ました。
試運転列車が上総中野方面へ行くことが確定したので里見駅まで急行です。列車の到着シーンには間に合いませんでしたが、発車シーンを撮ることは出来ました。運転士さんが体を大きく乗り出してタブレット（スタフ）キャリアを受け取っています。キハ40の運転席はキハ200と比べると高い位置にあるので、ホームから渡す駅員さんは大変かもしれませんね。後ろでは車掌さんがそれを見守っています。営業運転さながらの試運転なのでしょうか。ところで発車間際にタイフォンを鳴らしてくれたのですが、大きい音ですね。少し驚いちゃいました。
列車が出発したところで今度は上総中野駅へ先回りです。最近のダイヤ改正で養老渓谷と上総中野の間で徐行区間が発生していて、以前の時刻と比べると3分伸びているのが大きいですね。充分余裕を持って先回りすることが出来ました。とは言え、駅に到着して程なくすると列車が見え始める状況で、バタバタと準備、列車が駅に到着したところで1枚。ヘッドライトが消灯される前にゲットすることが出来ました。
この後は試運転列車が何時に発車するかというのが焦点となるのですが、上総牛久駅で交換する下り列車の時刻と勘案するとそれ程のんびりしているわけにはいかなそうです。なので少し急ぎ足でいすみ鉄道のホームへ回り込んで反対側から1枚。案の定、こちら側のヘッドライトが点灯していて既に発車準備万端、写真を撮り終わるのを待っていたかのようにゆっくりと発車していきました。
ということで元々予定していた野暮用もあるので上り試運転列車は見送り。お疲れ様でした。