2021-04-03_キハ40、白昼の試運転

毎度毎度更新が滞っておりますが、毎度毎度生きてます。この日はお店に到着するとなんと駅にはキハ40が停車しているじゃないですか。試運転列車でしょうか。このまま上総中野方面へいくとすれば上り列車が来るまでは暫く里見駅で停車しているはずなので、これ幸いとばかりにカメラを持ち出して駅の周りをうろうろしてみましたよ。お店?そんなのは二の次ですよ(^^;。

ということで、平野踏切へ回って定番構図を1枚。運転席窓下の「2」の文字、北海道の車のイメージでしょうか。担当者さんの拘りを感じます。駅にはまだ桜が残っていてそれと一緒に撮れたのはよかったですね。キハ40と桜は今年は無理だろうなと諦めていたのですが、嬉しい限り。

桜咲く里見駅に到着したキハ40の試運転列車
NIKON D600 | 1/250sec | f5.6 | iso100 | 200mm | 2021.04.03 | 平野

上り列車が到着する時刻にはもう少しあるので今度は駅の反対側へ回って1枚。こちらは諸元や検査表記が入っていて、反対側とはまた違った雰囲気ですね。本当は駅員さんとのタブレット交換シーンを撮りたかったのですが、駅に来た時には既に終わってしまってたので列車単体での写真になってしまいました。

駅の反対側から里見駅に到着した試運転列車を撮る
NIKON D600 | 1/200sec | f5.6 | iso100 | 122mm | 2021.04.03 | 平野

そしてもう一枚、今度は手前の菜の花を入れて。丁度日差しがキハ40にかかり、綺麗な陰影が彩を添えてくれました。話はそれますが、ほんの短時間で表情を変える風景を1枚1枚、切り取ることのできる写真は面白いですね。自分で撮っておきながら思わずハッとする絵に驚いてみたり。まぁ、そんな絵は年に1枚あるかないかですけどね。

菜の花越しに日差しを受けるキハ40を撮る
NIKON D600 | 1/400sec | f5.6 | iso100 | 200mm | 2021.04.03 | 平野

駅の反対側からの絵に満足したので平野踏切へ帰ってきました。そうしたら向こうのほうから汽笛が聞こえたので、駅方向にカメラを向けました。先ほどの絵と同じような構図ですが、やってきたキハ200の上り列車との対比が綺麗ですね。寒色系と暖色系、補色同士の組み合わせということになるのでしょうか。偶然とは言え、面白い組み合わせです。

キハ40とキハ200の交換シーン
NIKON D600 | 1/250sec | f5.6 | iso100 | 200mm | 2021.04.03 | 平野

上り列車が来たという事は、下り列車であるところの試運転列車はもれなく発車してしまうわけで、お店番のある自分はそれを追いかけるわけにもいかず。仕方がないのでお店番に勤しみます。…が、当然頭の中はキハ40のことで一杯ですから、次の列車が来るまではお仕事なんて手につきませんよ。そして帰ってきたキハ40を待ち構えて1枚。車掌さんが大きく身を乗り出して前方確認をされていますね。

試運転列車が帰ってきた
NIKON D600 | 1/160sec | f5.6 | iso100 | 105mm | 2021.04.03 | 平野

列車がやってきてしまったら、お店なんか放ったらかして列車に張り付くわけで、先ほどは撮れなかったタブレット交換のシーンを手中に納めるわけです。

下りでは撮れなかったタブレット交換シーンを撮る
NIKON D600 | 1/400sec | f5.6 | iso100 | 200mm | 2021.04.03 | 平野

上り列車でも駅に暫く停車しているということで、こちらでも少し車を舐め回してみます。只見線で使用していた時は昇降口の案内をしていた幕には「小湊鉄道」の文字が。JRには無い、私鉄のパーソナライズが光ります。

小湊鉄道パーソナライズ
NIKON D600 | 1/320sec | f5.6 | iso100 | 200mm | 2021.04.03 | 平野

最後に下り列車が来たところで1枚。試運転列車に乗務されていた社員さんたちが列車を見送ります。こんな何でも無い一コマにもやんわりとした雰囲気が漂う小湊鉄道さん。愛すべき鉄道会社なのではないでしょうか。

下り列車を見送る試運転乗務員さんたち
NIKON D600 | 1/80sec | f7.1 | iso100 | 70mm | 2021.04.03 | 平野

ということで、この日はお店番も手に付かないほどソワソワしながらお店番を終わらせてお家に帰りました。おしまい。