12月、遅い紅葉シーズンも終わり、そろそろ冬の声が聞こえて来そうな気配です。
前回、上総大久保駅の紅葉を貼り付けましたが、イマイチ納得できなかったので、再トライ。今回は紅葉の枝を広めに取ってみました。紅と黄色のコントラストが素敵だなと思うのですが、それの後ろに列車を置くとどうしても列車の方がインパクトが大きくなって、なんだか本末転倒な気がしなくもないのですが、そもそも自分は紅葉ではなく列車を撮りたいのだけれども、そうするとますます本末転倒になってしまうというパラドックスみたいなことになってしまいました。はてさて正解はあるのでしょうか。
上総大久保の紅葉の写真の後ろの列車には例の北神急行さんのヘッドマークが掲出されていました。そのヘッドマークをどこかで撮りたいなと思い、石神地区へ。着いた頃には斜光線が綺麗で長い影が落ちて面白い絵が撮れるかなと期待したのですが、あれよあれよという間に太陽が山の後ろへ隠れ始め、ついには列車が来る頃にはここしか日向が残っていませんでした。ということで手前のススキと山の上のギリギリの太陽などを入れて1枚。あ、そう言えばヘッドマークをとりたかったんだっけ。まぁ、いいや(^^;。
この後はイルミネーション列車がやってくるので、それをどこで撮るかを悩んで、上総大久保駅へ移動しました。今年のこの駅のイルミネーションは駅脇の竹林にも進出していて、ライトの表情が面白そうだったのでここに陣取って1枚。イマイチ暗くなりきらなかったので微妙な感じになってしまいましたが、ライトの賑やかさが表現できたかなと思っています。
ところでこの日は木星と土星が見た目上最接近する1日前。接近しすぎるとパッと見では一つに重なって見えそうだということで、1日前を狙ってみました。方角的に月崎駅が良さそうです。駅の周りではイルミネーションを楽しむお客さんが多数いらっしゃるので、ホームに人が来ないことを祈りつつ列車を待って1枚。駅前の賑やかなイルミネーション、木星と土星の接近、佇む列車。いろんな要素が詰め込まれた不思議な写真ができました。
木星と土星の接近した絵を撮った時の列車ですが、よく見ると2021年に開催予定のアートミックスラッピング車でした。これは大変だとばかりに一緒にいたお友達とどこで撮るべきかケンケンガクガクしてみましたが、結局結論は出ずにこのまま月崎駅で待ち受けましょうということになりました。停車目標位置を頼りに列車全体が収まる位置に陣取って待ち受ける。そして出来上がった写真がこちらです。見事に画角を見誤ってますね。むむぅ。次回に期待。
ということで、この日はおしまい。お疲れ様でした。