キハ40試運転、追っかけ2日目。天気も回復して良い光線も期待できそう。
ということで最初は野田っぽりで待ち構えてみました。昨日とは異なり大体時間通りに無事通過して行きました。今日は北神急行さんのヘッドマーク、初めから掲出していますね。ここら辺もまだ秋色が少し残っています。山へ分け入るごとに秋色が残っている感じでしょうか。そしてせっかくの日差しもこの時間のこの場所では山に隠れて日陰になってしまうのですね。まぁまぁ、キハ40が実際に営業運転に入り始めれば、いくらでも撮れるので、まぁヨシとしますか。
せっかく日差しがあるので、やっぱり日向で撮りたいですから、峠を越えて上総中野駅の近くまでやって来ました。列車を先回りしてスタンバイ完了です。黄色い葉がまだ残る沿線の風景の中を白と緑の車がやって来ました。冬の朝日をいっぱい浴びて気持ちよさそうです。ところでキハ40の自重は約40t、キハ200は30t。その差は10tあるわけで、車軸は4つ、平均して250kgの圧力がレールには追加されるわけです。果たしてこの30kgの10m短尺レール、耐えられるのでしょうか。
列車が目の前を通過して、振り返ったところでなんと、キハ202のさよなら運転の時のヘッドマークが付いているのに気付きました。これは撮らざるを得ないのですが、写真としては所謂後打ち写真になってしまうので、テールライトが隠れたところで列車がこちらへ向かって来ているように見せかけた写真を1枚(^^;。運転士がいないので、すぐにバレてしまうのですが…。晩秋の風景の中、キハ202、最後のご奉公。
この日は野暮用でここで一旦離脱。再び戻って来たところで、イルミネーショントロッコ列車をどこで撮るか悩んで光風台駅近くの河原へやって来ました。そしたら社員さんが花火の演出準備をしているじゃないですか。これ幸いとばかりにご挨拶もそこそこに早速スタンバイ。汽笛とともに重低音を響かせてトロッコ列車が通過。それに合わせて社員さんが花火を打ち上げます。流石に列車は止められませんが、まぁ、雰囲気は出たかなと。
そして最後に飯給駅に。この駅はイルミネーションが素晴らしく…というのは置いておいて、日中試運転していたキハ40が帰ってくるところをここで待ち構えてみました。列車がやって来てホームにピタリと止まったところでバシーッ!と1枚。イルミネーションの青色が飽和してしまいましたが、なんとか絵になったかな。キハ40の車内は通常の蛍光灯ではなく非常灯のみの点灯でしょうか。夜行列車的な雰囲気でなかなか良さそう。営業運転が始まったら夜行列車的なイベントをやってもらいたいところですね。
ということでキハ40祭りはこれにて終了。お疲れ様でした。