だんだんしつこくなってきた気がしますが、もう少し秋シリーズが続きます。この日もお店番なので、沿線へ繰り出したのはお店がはけたお昼過ぎでした。
昨日、上総大久保駅付近のススキ群生地で夕陽と一緒に撮ろうとしたら山の影にやられてしまったので、今日は1本前の列車で再チャレンジ。この日も風が強く、ススキが揺れるのでピントを合わせるのが難しく、結局どこにピントが合っているのかよくわからない絵になっちゃいました。ところでこの写真を撮ったのは夕方と言っても14時過ぎ。どちらかというとお昼近くなんですが、この時間でももう斜光線な感じなんですよね。すっかり冬の太陽な雰囲気ですね。
昨日、列車を追いかけていて見つけた皇帝ダリア。逆光で綺麗に光っていたので、寄ってみました。走っている車から見たら良さそうな感じだったのですが、実際に近くで見てみると、花には陽が当たっているのですが、線路は影の中。そしてよくよくみると寒桜ですかね、一緒に咲いているのも判りました。が、が、が、なかなかファインダーの中でうまく収められず、寒桜は無かったことにして皇帝ダリアをメインにしてみました。影の中の列車をスライダーいっぱい引き上げて無理矢理な感じの絵をご覧あれ(^^;。
これまた昨日見つけた上総川間駅付近の大きな木、なんていう木だか判らないのですが、これまた逆光で綺麗に光っていたので、こちらも回収しておきましょう。背景の山が影になってしまっているのでこちらもスライダーを目一杯引き上げてみました。そうすると山の風景がよく見えるようになります。そして出来上がった絵をみると稜線に陽が入って良い感じですね。更に奥の山肌には葉を落とした木々が見えます。ここでも冬が近いことを教えてくれる風景です。そして肝心な大きな木は、いまいち逆光感が感じられない、これまた微妙な絵になっちゃいました。意図した絵を旨くおこすことが出来てないですね。むむ〜いけませんいけません。
先ほどの列車が上総川間駅を発車したところで、もう一枚。窓を透かして斜光線がこちらに届いています。こんな絵が好きです。この絵でも背景の木々に陽が当たり、柔らかい秋の風景を見せています。こんな風景の中で暮らせたらなぁなんて思うのは、所詮よそ者の戯言です。実際には野焼きで洗濯物には匂いが付くし、夏はカエルの声で寝られない。買い物や、病院も遠い。そんなネガティブ要素とこの風景を毎日見られるポジティブ要素、天秤にかけてみれば自ずと答えが見えてきますね。あくまで個人的な価値観ですが。
またまた長くなりそうなので、続きはまた次回の講釈で。