2020-11-15_秋を求めて その4

まだまだ秋を探してウロウロしてみました。この日もイルミネーションの取り付けで8時出勤なので早起きして沿線へ。

里見駅近くの本郷地区で群生しているススキを見つけました。時間的には列車の里見駅到着が7時56分なので遅刻ギリギリですが、光線状態もなかなか良かったので少しだけ待ってキハがやってきたところで1枚。本当なら上り列車で撮りたいところですが、上り列車は1時間後。その頃には太陽の位置も変わってしまうでしょうからこれがベストだと自分に言い聞かせてお店でお店番。

本郷地区のススキとキハ
NIKON D600 | 1/250sec | f6.3 | iso100 | 550mm | 2020.11.15 | 養老

お店番の途中ですが、少しサボ…お暇を頂いて上総大久保駅へ。先週ここで撮った時は駅で停まっている列車に影が落ちてしまうので、時間を変えて撮りたかったのです。…が、よくよく考えたらこの時間の太陽の位置は駅向かいの山の向こうですから、結局影は落ちてしまうのですね。しかも手前の藪が意外と高くアングルを工夫しないと列車に被ってしまいます。ということで、ギリギリ藪に被らない、かつ、影が落ちない場所を探して1枚。いつもは空を入れずに背景の色づいた山を強調した絵を撮っていたのですが、この日は珍しく空を入れてみました。これはこれで良いですね。

紅葉で色付く山と里山トロッコ列車
NIKON D600 | 1/200sec | f8.0 | iso100 | 150mm | 2020.11.15 | 大久保

列車が切り通しを抜けて反対側に移動したところでもう1枚。手前のススキとトロッコ列車の展望席で秋の景色を楽しむお客さんを狙ってみましたが、いまいちお客さんが目立たなかったですね。まぁ、先ほどの駅の写真のついでに撮った写真なので、仕方がないですよね〜、なんて自分に言い聞かせてお店番に戻りました。

ススキと秋の風景を楽しむ里山トロッコ列車のお客さん
NIKON D600 | 1/200sec | f8.0 | iso100 | 350mm | 2020.11.15 | 大久保

辛く長い(嘘)お店が明けてまたまた沿線へ繰り出しました。そろそろここの銀杏が良い色に染まってるんじゃないかと目論んでやってきてみたところ、案の定、綺麗な風景を見せてくれていました。列車が来るまでには少し時間があったのでどうやって撮ろうかと色々悩んでいたところ、後ろからカサカサと音がして振り返ってみればお友達が。列車が来る頃には我々を含めてお友達5人が同じ場所へ集まりました。何も示し合わせていないのに考えることは皆一緒ですねとひとしきり笑ったところへ列車が到着。

銀杏畑と里山トロッコ列車
NIKON D600 | 1/250sec | f6.3 | iso160 | 18mm | 2020.11.15 | 久保

はてさて次はどうしますかねと考えたところであまり良いプランも見つからないので、同じ場所で次の列車を待つことにしました。皆さんも同じ考えのようで、それぞれ思い思いの過ごし方で次の列車を待っておりました。ちなみにこの場所は、所謂ところの銀杏畑です。当然、所有者さんがいる訳で、無断で立ち入ると具合が悪いのは明白です。なので、どうしようかなぁと躊躇していたところ、なんとお店に銀杏を出してくれている方がここの所有者さんでした。早速カクカクシカジカで写真を〜とお話ししたところ、快く許可がいただけたのでした。

夕日が降り注ぐ銀杏畑の脇を里山トロッコ列車が往く
NIKON D600 | 1/125sec | f5.6 | iso100 | 24mm | 2020.11.15 | 久保

最後にもう1枚。この日は里山トロッコ列車が3往復体制で運行される最後の日でした。以前、この列車の天窓を活かして銀杏が浮かび上がる絵を貼り付けた思うのですが、これの横からの絵が欲しいなぁと思い、列車が帰って来るのを待ってみました。仕上がった絵を見てみると目測を誤ってだいぶ後ろからの絵になってしまっていますね。う〜ん、来年に期待(^^;。

里山トロッコ列車の天窓から零れる明かりでほんのり色付く上総久保駅の銀杏
NIKON D600 | 3.3sec | f4.5 | iso500 | 85mm | 2020.11.15 | 久保

ということで、この日はおしまい。お疲れ様でした。