気がつけば夏も終わりが近づいているようです。線路の周りの田んぼでは大きく育った稲が黄金色に輝き始めました。
稲刈りが始まると「おだがけ」の風景をみることができるようになります。沿線でも毎年そんな風景が繰り広げられるので、我々もいそいそと沿線へ繰り出すわけで、そんな結果が下の写真なわけで。ここの写真は去年も撮っているのですが、毎年思い出すのが午後になってからで、どうしても逆光になってしまうのです。それでも今年は去年と比べてちゃんと列車が綺麗に止まったのでヨシとしましょうか。この写真を撮っているときに線路脇に同業者がいらっしゃいまして、後から確認してみたら、特に危ない場所でもなさそうだったので、来年の宿題ですかね。

上の写真の直後、もうちょっと先に進んだところでもう一枚。黄金色の絨毯の中を行くトロッコ列車が撮れました。後ろ側の大きな屋根のお宅と蔵が穀倉地帯であることを伺わせてくれます。トロッコ列車の格子が反対側のそれとで綺麗な模様を作ってくれて良いアクセントになっています。上の写真では逆光になってしまったことを悔みましたが、この写真ではそれもまた良い方向へ持っていってくました。そうそう、ここら辺のお米は「加茂米」「高滝米」等の名前売られていて結構美味しいのですよ。粘土質の土壌が米作りに適しているようで、里見駅のお店でもこれを目当てに来られる方もいらっしゃいます。駅喫茶で販売しているおにぎりやいなりずしにも、このお米を使用しています。里見駅にいらした際には是非、お買い求めください(^^;。

その後、お友達の田んぼで野焼きをやるよという連絡をいただきまして、これまたいそいそとお伺いしたわけです。周りがだんだんと暗くなってきたところで、用意していた藁へ次々と火をつけていきます。そんなところへ列車がやってきて、パチリ。なかなか普段は見られない絵をみることが出来ました。改めて写真をみると、なんだか列車が火で炙られているような、そんな不思議な絵ですね。

なかなか見られない不思議な絵を堪能した後は、前回の村上くんをを少しだけ履修。前回は上り線ホームからのみ撮影でしたが、今回は下り線ホームから。「TICKETS TO THE MOON」の電光文字と「かずさむらかみ」の駅名標を入れて。丁度、下り列車が五井駅を出たらしく、列車接近を知らせる灯りが点きました。そして到着する列車は彼のいるホームには停まらないので、またもや、乗り遅れてしまうわけですね。

ということで、この日はおしまい。お疲れ様でした。
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