2020-08-28_村上君

村上駅の例の彼、ロシアの現代アーティスト、レオニート・チシコフ氏の作品なのですが、なんだか最近人気者ですね。こっそり会いに行っても大抵ホームには誰かがいて、彼を独り占めさせてくれません。

この写真を撮った頃はそれ程話題にもなっていませんでしたが、それでも何人かが彼に会いに来ていました。いろんな方角から向けられるカメラの視線の影を探して身を置きつつ、列車と一緒に一枚。パチリ。宇宙開発好きのお友達曰く、彼が付けているワッペンはロシア仕様なんだとか。アメリカ仕様だと五角形や六角形なんだそうで、いろんな方面に造詣が深くなっていきます。

NIKON D600 | 1/30sec | f2.8 | iso640 | 62mm | 2020.08.28 | 村上

この後暫くすると、今度はトロッコ列車がやってきます。先ほどとは場所を変えて列車を正面がちに1枚。写真を改めて見ると、この頃はまだトロッコ列車が来る時間帯でも空に明るさが残っていたんですね。気がつけばもう10月、今年の夜トロッコも残すところ後1回で終わりです。悔いのない時間を過ごしたいものです。

NIKON D600 | 1/25sec | f3.2 | iso1250 | 70mm | 2020.08.28 | 村上

そういえば彼がいるこのホームは上り線ホームなんですよね。彼と対をなすロケットが上総三又駅に設置されているのですが、そのロケットへ行くためには下り列車に乗る必要があるわけで、延々とこのホームで上総三又駅行きの列車を待ち続けているようです。駅待合室には「TICKES TO THE MOON」の電光文字。空には彼の目的地(?)である月が輝いていました。果たして彼はいつ頃たどり着くことができるのでしょうか。

NIKON D600 | 1/25sec | f3.2 | iso1250 | 35mm | 2020.08.28 | 村上

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