2020-04-29_流し撮り訓練

突然ですが流し撮りの習熟に力を入れようかと思いまして、夜な夜な沿線で素振りを初めてみました。

とりあえずまだ陽が落ちる前に夕日で綺麗だった上総川間駅で1枚。西の空にまん丸な太陽がゆっくり沈んでいく所に1両編成の列車が駅に到着しました。夕日とはいえ、太陽と駅の明暗差が酷く、現像ソフトのスライダーを目一杯振ってなんとかこんな感じでしょうか。傍で野焼きが始まり背景に霞がかかったような絵になりました。贅沢を言えばヘッドライトが灯いてくれていれば良かったのですが。

夕日の下の上総川間駅
NIKON D600 | 1/640sec | f6.3 | iso100 | 122mm | 2020.04.29 | 下矢田

次の列車までは時間があるので、上の写真の列車を追いかけて上総大久保駅へ。1両編成なので待合室の灯りが列車正面にも入った絵が撮れるのです。桜の季節に撮りたかったのですが、優先順位の関係で叶わず、今になってゲットです。流し撮りの訓練はどうしたって?えぇ、これから頑張りますw。

列車の正面に待合室の灯りが射す
NIKON D600 | 5.7sec | f3.5 | iso100 | 160mm | 2020.04.29 | 大久保

再び上総川間駅に戻ってきました。丁度綺麗なお月様が空に浮かんでいたので星たちと一緒に一枚。月の右下には宵の明星こと金星も輝いています。月が出ていても、これくらいの星は撮れるんですね。肉眼では判らなかったのですが、この時間でも西の空の茜がまだ残っているのですね。地平線辺りではまだ夕焼けなのにこちら側はすっかり夜の景色。空は広いです。そして流し撮りは?えぇ、失敗しましたよ(^^;。

月と夕焼けの残り滓
NIKON D600 | 10.0sec | f3.5 | iso200 | 18mm | 2020.04.29 | 下矢田

そして上の列車が牛久で交換してきた下り列車。翌日が平日なので2両編成でした。そして何枚も連写した写真のうち、奇跡的にシンクロした写真がこちら。ビシッと決まると気持ちいいですね。自分の鉄道風景の原風景、と言うか、一番綺麗だなと思う風景のひとつとして田んぼに映る列車の窓明りというのがあります。肉眼では簡単に見ることができるのですが、写真にしようとすると途端に難しくなります。技術的な問題なのかもしれませんが、そんな風景を求めてしばらくは夜の沿線に通ってみようと思います。

流し撮りに成功!
NIKON D600 | 1/13sec | f2.8 | iso1000 | 70mm | 2020.04.29 | 下矢田

ということで、明日もお仕事があるので、この辺でおしまい。