お友達から野田っぽりの菜の花がやっと咲きましたよってお話を貰ったので行ってきましたよ。
ということで早速野田っぽりへやってくると、綺麗に菜の花が満開でした。沿線の菜の花はだいたい終わりを迎えようとしていますが、ここはなぜか見頃でしたよ。過日の大雨でここら辺は路盤が流されるなどの被害が大きかったので、生育が遅れたのかもしれませんね。それでもこの日は天気も良いし心地よい風もさわさわと吹いて菜の花も気持ち良さそうに揺れています。写真を撮りに来たんだけど、そんなことはどうでも良くなるくらい幸せな時間でした。
ひとしきり幸せな気分を味わった後は飯給駅へ移動しました。久しぶりに晴れた日曜日、ここでも青い空に心地よい風景が広がっています。ここはそんな空を大きく取り込んで、やってきた気動車と観光客を入れて一枚、パチリ。青い空を一面に写すと撮像素子上にゴミが付いているのが見えますね。メンテに出さないといけないようです。
気分を良くして今度は月崎駅近くの踏切へ。以前の鯉のぼりリベンジです。風があるのでこれは成功だろうと余裕をこいていると、列車が来る直前に一瞬パタリと止んでしまいました。あわや失敗かと落胆しかけたところで風さん復活。苦節3年、やっと泳ぐ鯉のぼりとキハのツーショット写真を収めることができました。天気が下り坂で雲がどんどん湧いてきていたので陽が陰ってしまうのではないかとヒヤヒヤしながらの撮影でした。写真左上の空でも雲が青空を覆い始めているのが判ります。
そんな鯉のぼりを撮り終えて振り返るとこんな風景が広がっています。桜の季節に撮った写真と同じアングルですが、すっかり新緑に置き換わっていますね。相変わらず逆光で綺麗に輝いています。そして車掌さんが列車から身を乗り出して前方の安全確認中。カッコイイ!
さて、新緑の季節ということは、そろそろ田んぼに水が入る頃です。水の入った田んぼの線路は一見海沿いを走る線路に見えなくもないなぁ、なんて思って少し探してみました。線路脇まで田んぼがある場所って案外少ないのですよね。とりあえず西広辺りに行けばあるんじゃないかということで現地へ。お友達とも合流して探してみるとこんな場所がありました。実際は線路とは結構離れているんですけど視線を落として奥行きをごまかして1枚。鯉のぼりが気持ちよく泳ぐような風のある日だったので、水田は波立ってしまっていますが、まぁ、こんなもんですかね(^^;。早苗さんが既に植わっているので、これを海だと言い張るには多少無理があります。
最後にもう一枚、太陽が低い位置まで降りてきていたので田んぼに映る太陽も入れてみました。太陽を画角に入れるということは必然的に逆光になるわけで、列車は当然影になり、目立たなくなってしまうんですよね。現像ソフトのスライダーを目一杯引き上げてなんとかごまかして写真をデッチアゲました。
ということでこの日はおしまい。お疲れ様でした。