前回のお店番から週が明けてお店はお休み。お店がお休みするのは3月の前半まで、それ以降は毎週営業で沿線へ繰り出すのが難しくなるのです。ということで今日は1日沿線で遊ばせていただきました。
まずは1枚目。天気が良いのでお日様を一杯に浴びた列車を望遠レンズで引き寄せてみました。個人的に大好きな排煙の陽炎やヘッドライトも良い感じです。
そういえば、自分が現地へ到着した時は高滝の保線班が線路脇に木を植える作業をしていました。先日も沿線の地域団体やボランティアの人たちが整備活動を行なっていましたし、ますます魅力的な沿線になっていきそうですね。
続いて石神地区へ。何の前情報も無しにやってきてビックリ。たくさんのお客さんがいらっしゃいまして、何事かと思えば、河津桜が満開なんですね。去年や一昨年は3月に入ってからの撮影だったので、今年はそれと比べると半月も早かった様です。ここへ到着したのは10時頃でしたが、既に列車の側面は影になってしまうのですね。明日はもう1本早い列車で履修しましょう。
それにしても見事に満開になりました。天気も気分も良いので次の列車もここで撮ることにします。横浜から来たという方と楽しくお喋りしながら列車を待っていると花からはミツバチの羽音が聞こえてきます。土地の奥の方に巣箱があって、そこからやってきているのですが、河津桜のハチミツってどんな味や香りがするんでしょうね。
そんなこんなで列車が接近。今度は青空を大きく入れてパチリ。う〜ん、気持ちいい(^^;。
今の時期は11時の列車が過ぎるとトロッコ列車のスジを挟んで1時過ぎまで列車が来ません。午前中の慌ただしい撮影と比べると一気にマッタリ感が漂い始めます。ということでお昼ご飯を挟んで上総鶴舞駅までやってきて河津桜とキハを狙ってみるも思う様な絵は撮れず、割愛。
次の列車はもう日がだいぶ傾いた頃にやってくるので斜光線狙いで里見駅付近の河津桜。というか、この場合、写真的に桜は無くても良かった気がする(^^;。
だんだん斜光線が佳境に入ってくる頃合いです。斜光線で定番といえば上総川間駅でしょうか。手前の菜の花を入れて黄昏感を…出そうとして失敗したみたいです(^^;。写真を改めて見てみて気づいたのですが、よく見ると駅の向こうにミモザが咲いていますね。履修項目がどんどん増えていきます。
そしてそして、よくよく見るとキハの床下から何やら白い煙が。こんなところから煙吐くんだっけ?既に車齢が半世紀を超えてますからね。何処か調子が悪いのかもしれません。
お友達が合流して小湊談義に花を咲かせているうちにどんどん太陽が落ちていき、あぁ、これは次の列車まで持たないねぇなんてお話をしていましたが、ギリギリ太陽が山に隠れる直前でした。上の列車が里見駅で交換して帰ってきた上り列車を1枚。
そういえば、上の写真のホームにも機材が見えていますが、さすがに3連休中日。たくさんのカメラマンさんが沿線に訪れてくれていました。小湊鉄道さんのTwitterが話題になって注目度が上がっているということもあるのかもしれませんね。たくさん来て頂けるのはとても嬉しいのですが、出来ることなら、平和な沿線が続いてくれることを切に願います。