2022-11-19_紅葉を撮る

年末も押し迫ってきましたが写真はまだ紅葉が綺麗な頃のものです。里見駅の桜もみるみる赤い葉が落ち、ついには丸裸になった頃、やっと思い腰を上げてカメラを手にすることにしました。腰を上げるのがだいたい遅くて時期を逸してしまうのが常ですが、今年も例年通りピークを過ぎてからの沿線です。

お店にお友達が来てくれて最近の沿線のお話を聞くと大久保の山がいい感じらしいということだったので、お店が終わってから行ってみました。ピークを過ぎていますがやっぱり大勢の方が沿線に繰り出しているようで駅周辺は車を停めるのにも一苦労です。そんな中で、皆様に混じってカメラを構えてみました。現地で見た感じだと、紅葉はそれほどでもなかったのですが、お家に帰って現像ソフトでスライダーをいっぱい動かしてみると、なんということでしょう、鮮やかな山が浮かび上がりました。…ちょっとやり過ぎ感があるかな?改めて写真を見てみると車の数がすごいですね。タラコ色の2両編成が関東で走るってすごいことなんだなぁと改めて思いました。

タラコ色のキハ40の2両編成が紅葉の山の下を走る
NIKON Z 6_2 | 1/500sec | f5.6 | iso100 | 160mm | 2022.11.19 | 大久保

続いて紅葉…というか黄葉ですかね…といえば上総久保駅でしょう。こちらもピークは既に過ぎていて、木の上の方は散ってしまっていて半裸状態。仕方がないので、下半分、下半身だけ使ってやってきたトロッコ列車をパチリ。列車の中からは紅葉を楽しむお客さんで大賑わい。写真を撮った後は手を振っておもてなしです。そしてこちらの写真も良く見ると、今度は大量のPC枕木が積み上げられてました。軌道の強化が進んでますね。

里山トロッコ列車が黄葉の銀杏の木の下を走る
NIKON Z 6_2 | 1/500sec | f5.6 | iso100 | 200mm | 2022.11.19 | 久保

さてこの次は…と考えると陽がだいぶ傾いてきていたので、駅の反対側へ回ってみます。先ほども言いましたが大銀杏は上半身は禿げてしまっているので、アップ目に寄って下半身だけ使って1枚。暖色系に染まった光線に黄色い葉が良く映えます。沿線の方が設置したイルミネーションや長い影が個人的には大好きなシーンです。本当はホームに入る直前、駅名標の右側に列車が居るタイミングで撮りたかったのですが、ホームにお客さんがいて撮れず、次点としてこのタイミングにしてみたのですが、結果としてはこちらの方が良かったのかもしれません。結果オーライ(^^;。

黄葉の銀杏の木の下をキハ200が走る
NIKON Z 6_2 | 1/320sec | f6.3 | iso100 | 550mm | 2022.11.19 | 久保

そして最後は里見駅へ。ホームのイルミネーションでタラコキハを狙ってみます。駅員さんにご挨拶してホームの適当なところでアングルをキープ。平野の踏切に続いて構内踏切が鳴ると田野々の築堤の桜の木越しにキハが見えてきます。シャッターを早く切りたい衝動を抑えつつ、列車が充分に近づいてきたところで、イルミネーションをぼかしてパチリ。うん、悪くない。次回はもう少しブラッシュアップしてみようと思います。

イルミネーションが散らばる里見駅にキハ40のタラコ色2両編成がやってきた
NIKON Z 6_2 | 1/100sec | f3.5 | iso100 | 82mm | 2022.11.19 | 平野

ということでこの日はおしまい。お疲れ様でした。