前回の続きでキハ40を追いかけます。
だいぶ陽が傾いて来ました。こんな時は西広の広大な田んぼの中の列車を狙ってみましょう。休耕田が柔らかい日差しに逆光線を受けて輝いているところで列車を待って1枚。列車が影になっていてかつコントラストが強い絵の場合、どうしても列車が沈みがちになってしまいます。そんな時に前照灯が灯いているとワンポイントになって良いですね。運転士さんありがとう。この後、太陽が低くなってきたところで太陽バックで…なんて狙ってみたのですが、地平線付近に居座る暑い雲に立ち塞がれてあえなく撃沈。
続いて同じ場所で帰ってくる上り列車を狙おうと待っているとお友達登場(以下略)。お友達と楽しいおしゃべりしながら列車が来たところで正面がちに1枚。柔らかい光線が白い車体を茜色に染め上げます。ここで気づいたのですが、正面で撮る時に上り列車が多いのは光線の関係なんじゃないでしょうか。ということは午前中に撮れば下り列車の「普通」幕が撮れるはず。大抵の場合はお店が終わってからの沿線展開になってしまうのでどうしてもこうなってしまうのでしょうね。次回はお店をサボって午前中からガンバってみようと思います。
そしてまたその折り返しはキハ40…ではなくてキハ200でした。この時間からは多客対応だと思いますが、列車が2編成体制になるのでそのためでしょう。もう少しすればこのキハ200の運用もキハ40-1が担うのでしょうか。ふと上を見上げれば茜色に染まった夕焼け雲と大きな積乱雲&カナトコ雲。ここら辺では北の方の稲光がよく見えることがあります。この日もこの積乱雲の中は時折ピカピカと閃光が瞬いていました。埼玉群馬辺りでは大雨になってるかも? そう考えると100km近く先の雲がすぐ目の前に見えていて、それを写真に収めることができるというのは興味深いですね。
キハ200が下って行ったということは、この後の列車がキハ40であるならば、どこかで交換するはずです。時刻表を眺めると海士有木かな?ということでいつもの場所へ。光風台を折り返して来たキハ200が上りホームに入ってくると反対側の下ホームにはキハ40がやって来ました。いつものようにキハ40が完全に停止する前にキハ200が動き出します。それを見越して上り線の真後ろのポジションを取って列車が動いていてもある程度は止まって見えるようにインチキな写真を捏造です。
ということでいい加減疲れてきたのでこの日はこれでおしまい。お疲れ様でした。