前回の続きです。前回は養老川第一橋梁でキハ200と青空を撮ったところでお終いでした。そしてこの日はキハ40がイベントで日中走るということで、キハ200はそのリハーサルを兼ねての撮影でもあったわけです。
ということでキハ200が通過して暫くすると独特のタイフォンが聞こえ、重量感のあるジョイント音と共にキハ40の登場です。キハ200の時は太陽が雲に隠れてしまいましたが、今回は綺麗に顔を出してくれました。この緑色の車体に青色の空がなんだかミスマッチな気もしますが、これはこれで新鮮な絵になったのかな。強いていえば車体の白色と雲の白色がマッチしている?けどまぁ、こじつけですよね。
この後も天気は徐々に回復しつつあるのでもう少し空を入れて列車を撮りたいと思い、土手の上に登って下り列車を待ってみましょう。青空は時間と共に増えていくのですが、雲が完全に無くなることはなく、どうしても影の部分ができてしまう状態で、ドキドキしながら雲を眺める時間が続きます。遠くの方から踏切のなる音が聞こえてくる頃には太陽の周りには大きな雲が。祈る思いで空を眺めていても太陽に纏わりついた雲は離れてくれません。結局青空の下、影の中の列車を撮っておしまい。残念。
ここで一旦帰宅。のんびりしていたところ、そういえば上総川間駅の側の国道脇の藪が工事で綺麗になっていたことを思い出しました。あそこからこんな絵が撮れるかななんて頭の中で妄想しながらニヤニヤしていましたが、妄想しているだけじゃ仕方がないので思い腰を上げて現地までやって来ました。現地で列車を待っていると、あれよあれよという間に暗くなっていき、ISO感度がどんどん上がってしまいます。もうこれ以上あげるとザラザラになっちゃうよ〜ってところでやっと列車が到着。シャッタースピードも列車が止まって見えるギリギリでなんとか収まってくれました。
家が近いとこういう時に便利ですね。今までだと往復で1時間は必要で、それだけで出張るのが億劫になり結局お尻に根っこが張ってしまうことが多々ありました。そして近くになったらなったで今度はいつでも撮れるなんて思って根っこが張るパターンが増えそうです。写真は先程の駅を出たところでもう1枚。少しだけ流してみました。丁度車掌さんが次の駅の案内をしているところでしょうか。乗務員室の様子も綺麗に見えました。
これ以上ここにいてももっと暗くなるだけなので撤退しましょう。お疲れ様でした。