桜さんが本気を出し始めましたので、お店に行く前にちょっとだけ沿線を回ってみました。沿線の桜をいくつかリストアップして臨んでみましたよ。
最初は上総中野駅の桜を。五井側の桜が確かいい感じで咲くのでそれを撮りたいなと思っていたのですが、この木は毎年遅いようで、殆ど花をつけていませんでした。代わりに大原寄りの桜が綺麗なピンク色を見せていたのでこちらで1枚。菜の花もボリュームたっぷりで花を添えてくれました。後からよくみると車止めの標識が被ってますね。まぁ、パッと見判らないのでヨシ。
続いて飯給駅。この駅は桜と田んぼのリフレクションで有名ですが、この時間は太陽が反対側なので、太陽のある方へ回ってみました。こちらの田んぼにはまだ水が入ってなかったようで、リフレクションはならず。しかしボリューミーな桜とキハ、そして青空が気持ち良い1枚になった気がします。そしてこの写真も列車に標識が被ってますね。今日は標識が被る日なのかもしれません。
先ほどの上り列車が里見駅で交換してすぐに下り列車がやって来ます。市原市の地図を見ていると上の撮影場所から線路ばたまで赤道が描かれているんです。実際はほぼ使われていない廃道状態なんですが、なんとなく道跡は残っていてそれを辿って少し下るとこんな場所に出られます。桜から列車が飛び出して来たところで1枚。手前南側に山があるので、どうしても影が出来ちゃうのですが、まぁ、ヨシ。そして今度は勾配票が…。
この後はお店番で里見駅へ。とはいえやっぱり桜は気になりますよねぇ。特に田野々の築堤にある桜は綺麗に並んでいて駅から見るととても綺麗に見えるのです。毎年毎年同じような絵を作っているような気はしますが、それでも撮っちゃう魅力的な絵なのです。この日はとても暖かく、上着が要らないほどでした。そんな陽気の中でやって来た列車は陽炎に揺れた状態で写真に収まりました。
そしてこの日はお店を開けている日で初めてトロッコ列車がやってくる日でした。さらにさらにこの日の運転士さんは指差確認をとても格好良くやってくれる方。これはもう撮らざるを得ないでしょう。タブレット(スタフ)交換が終わり、ビシッと指差確認が決まったところで1枚。運転士さんやアテンダントさん、そしてもちろんお客さんにも元気いっぱい手を振ってお見送り。笑顔が溢れるこの駅が大好きです。
お店が終わって先ほども撮った田野々の桜を今度は側面から。よくよく考えるとお店が終わってからだと午後になってしまうので、太陽の位置が向こう側なんですよね。こりゃぁ失敗したなぁと思いながらも列車が来るのを待って1枚。それでもなんとか現像で誤魔化す。しかし、ここは構図にいつも迷います。もう少し上下をカットしたいのですが、そうすると横幅も狭まってしまって桜が綺麗に並んでる様を現しきれないし。悩みは増えるばかりです。
この後少し私用を済ませてお家に帰る前に上総大久保駅に寄ってみました。が、こんな時間でもカメラマンさんがビッシリ。こりゃタマランと月崎駅へ逃げて来たら、こちらは完全独り占め状態。少し贅沢気味に広く画角を捉えて列車の到着を待機。上空の丸いお月様も入れたかったのですが、散漫になりそうだったのでグッと堪えてこんな感じで1枚。
ということでこの日はおしまい。お疲れ様でした。