2021-01-30_朝霜の朝、梅が咲きました

最近は天気予報と毎日睨めっこしつつ、霜の降りそうな日を狙っては沿線に繰り出しているのですが、なかなか旨く当たりませんね。そんな中でもまぁまぁ当たりなんじゃないかなって日があったので少しだけ沿線を回ってみましたよ。

先日のダイヤ改正で里見以南の始発列車が早くなったので、上総大久保付近でも朝早くから列車を愛でることができるようになりました。改正前の始発列車だと太陽がだいぶ高くなってからやってきるので朝霜と一緒に撮るのは難しかったのです。過去に1回だけ朝霜と一緒に撮っている絵が残っているのですが、この時も確か始発列車が早かった時だったと思います。それがなくなってもうこんな絵は撮れないだろうなぁなんて思っていたのですが、今日やっとそれが叶いました。手前の田んぼや荒野もそうですが、背景の山の木々も白く凍っていますね。そんな中を時刻通りにやってきる列車は頼もしい限りです。

朝霜で凍りついた世界の中を小湊鉄道の気動車が走る
NIKON D600 | 1/100sec | f4.5 | iso100 | 95mm | 2021.01.30 | 大久保

先ほどの列車が切り通しを抜けて上総大久保駅に到着しました。ここでも奥の山の木々は白く凍っていました。列車以外は全て凍っているんじゃないかと思うくらい真っ白な世界を半分凍えながら綺麗だなぁと眺める時間。早起きして寿命が縮んででもみる価値はあるかもしれません。とはいうものの、そんな戯言、所詮余所者だから言えるわけで、実際に住んでみたらそれどころじゃない気がしなくもないのですが…。写真としてはもうちょっとキリッとした絵にしたかったのですが、とっさに撮った写真だとやっぱり駄目ですねぇ。後処理でもどうにもなりませんでした。

凍りついた上総大久保駅に気動車が到着する
NIKON D600 | 1/40sec | f4.5 | iso100 | 200mm | 2021.01.30 | 大久保

先ほどの列車が養老渓谷駅を折り返して帰ってきました。この日は太陽が昇ってきてもなかなか気温が上がらず、列車が来る頃でも木々の枝は凍ったままでした。そんな木々の枝が逆光線で綺麗に光っていたので、背景の暗がりも相まって良いコントラストを見ることが出来ました。駅の付近はまだ日陰なので地面はまだ凍ったままですね。写真としては今更ながらにスポット補正なるものを初めてやってみました。案外簡単に出来ちゃうのですね。今までなんでやらなかったんだろうってくらいです。

日が昇ってもまだ木々の枝が白い上総大久保駅
NIKON D600 | 1/200sec | f5.6 | iso100 | 200mm | 2021.01.30 | 大久保

この日は上総大久保駅周辺のみで満足したので帰ろうかなと思っていたのですが、そういえば高滝駅の梅が咲いていたなぁと思い出して行ってみました。相変わらず猫さんがうろうろしているので梅の木にたどり着くまでに時間がかかってしまいましたが、どうにかアングルを決定、列車を待ってパチリ。梅が咲き始めると春が近いことを感じられます。梅の下には菜の花が1本、花を咲かせていました。今年はアートミックスも開催予定ですし、またまた楽しい思い出が出来そうです。

沿線でいち早く高滝駅の梅が咲きました
NIKON D600 | 1/500sec | f5.6 | iso100 | 70mm | 2021.01.30 | 養老

ということで、この日はお終い。お疲れ様でした。